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フェミのはなし

以前「フェミニストが嫌い」といいましたが、前言を撤回します。ちゃんと「実態のある女性個人の権利」を守ろうという認識の人間もいます。一部の煩い奴らが目に付くだけでした。

さて、そんなことをいうのはもちろん理由があって、最近の献血ポスターで「宇崎ちゃん」というキャラクターが使われたせいでフェミがキレ倒しているというのはご存知ですか?

honeshabri.hatenablog.com

これらはその一種の社会問題を考察しているエントリーです。まず目を通しましょう。いいこと言っているとおもいます。

 まず、フェミニズムという概念が生まれた理由は至極全うなものだったのでしょう。「女性の権利を守る」というものだった。それはもともと労働環境であったり、生き物として仕方のない差が性別の間であったせいで”仕方のなくない”処遇だった一部の人間が自分を守るために、同じような境遇の人間を集めて抵抗をしたというストーリーがあったはずです。

例えば、力仕事で、とある男性よりとある女性の方が1日にこなす仕事量が少ないから、給料がその分低くなるとしたら、それは雇用側からすれば当然の支払いでしょう。そういった部分にけちをつけている人間はおそらくあまりいないです。問題なのは”女性だからどうせ仕事できないだろう”とたかをくくられて、その男性と同じだけの仕事をこなしているのにもかかわらず少ない給料を払われるようなケースです。これが表層だけ変えて日本で今流行っているフェミニズムにつながっているのだと思います。

この2つめのリンクから先に行きましょう。フェミニズムの理論は以下の通りだ
① 特定の女性を本人の同意も無しに性的コンテンツとするのは権利の侵害である。
② 人間の女性をモチーフにした創作物で不特定多数の女性が持ちうる”性欲を刺激しうるパーツ”がその象徴として描かれているものが多くある。
③ ②は①を引き起こしうるため、①を絶対に起こさせないために②は誉められたものではない。よって献血のような公的な場所に客引きとして使うなんてありえない

というものである。まぁ、ここまでなら気持ちは分かる。(これ以上の主張は大体論理的じゃなくなっていくので今回は割愛)

そして、これは複数のクラスタの欲求を同時に満たせないことになりえるのだが、多分そういうことではないのだ。

これは個人的な解釈だが、「隠れてやれ」ってことなんだと思う。献血センターがAV女優とコラボしてキャンペーンで来てくれた人に特別AVプレゼントとかなったら流石にふつうに問題なわけで、そういったものと程度は違えどほぼ同列にフェミの人が考えているのではないか。

ただ、ここには大きな穴がある。「献血センターは言うほど公的な機関でない」ということと「血が足りていない」という問題だ。

国や自治体が主導なら、「環境型セクハラ」なんて言われたらやめざるを得ないかもしれないが、1企業がグループ企業のために献血用の血を集めていると思えば、血が足りないならくれそうな人をターゲットにマーケティングするのは当然だろう。そして毎年一番献血で血が集まるのがコミケなら、それは'オタクをターゲット'にするに決まっている。

つまり、ああいった広告をみたくないのであれば、寧ろ積極的に献血に行って、広告を出すまでもない状態にしてあげるべきだというのが持論です。

そして、さっき「複数クラスタの欲求を同時に満たせない」と書いたが、これは1つ目のリンクを読んで欲しい。なぜそんなことになっているのかがわかる。

要約すると、男性と女性で性欲のスイッチが全然違うから、お互いにそれを真に理解するのは難しく、一見すると男性のそれは汚くて女性のそれは綺麗なため、一方的に攻撃する状況が成立する といった感じ(何いっているか分かんないと思うので記事を先に読んで)。

あぁ、なんかもう、叩かれても仕方がないし、今のままで不満に満ちている状況があるべき姿なんだなって感じですよね。