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最低賃金1500円は草も生えないから冗談だとしても良くない

皆さんはどれくらいの給料で働いているでしょうか。日本には各都道府県ごとに最低賃金というものが設定されていて、企業は単位時間当たり最低でも払わないといけない金額というものを守って給与をしないといけない。 今僕は最低賃金で働いていないから良く分かっていませんが、大分上がって東京だと960円とかそれくらいになったと思います。

私は最低賃金が上がることは別にいいことだとは思わない。一見国が豊かになって、いい仕事に就けない人間への保証が手厚くなったかのようにも見えるが別にそうと決まったわけではない。 先日、日本の中小企業の連盟みたいなののトップ(?)が「最低賃金1000円は中小企業には払えない。やめろ」と言っていた。これは一体どういうことなのか。

答えは「会社の収入が増えていないけど、最低賃金があがると、そりゃ払えないに決まっている」ということなんだと(勝手に)思っている。 本来、最低賃金が設定されている理由は多分「最低限の文化的な生活を国が保障するため」だと思う。つまり、最低賃金が上がったということは、 「最低限の文化的な生活をするのに必要な金額が増えた」ということだと思う。 つまりは物価の上昇。 国が豊かになって、いい仕事に就けない人間への保証が手厚くなったのならベースインカムを導入すると思う。 そして、最低賃金で1年間、週休二日の1日8時間労働でおおよそ200万円稼げることになる。(福利厚生とかはこの際考えないものとする)

よくよく考えて欲しい。どんなに能力が乏しい人間でも、昇給しなくても、国が年間200万円の収入を保証しているんです。(諸説ある) 例えば、夜中全然人の来ないコンビニの店員は客が来る時間帯に働いている人より仕事が半分も無い(ように見える)のに、給料は1.25倍なのだ。 ランニングコストとして、全然つりあってない。 こうなったときに、どういう調整をしたいかというと「夜中働いている人の基本給を下げたい」そのかわり「昼働いているひとの給料を上げたい」となるわけだ。 でも、最低賃金が高すぎたら出来なくなってしまうじゃないか。

だし、社員全員に最低賃金しか払わないだなんて言っていない。給料は能力に合わせてあげるべき(そうでないと優秀な人材を自分の会社において置けない)なので、これも最低賃金が上がると逆に 能力のある人間の給料が上がりにくくなりかねない。

ここまで読んでもらって、僕がゴリゴリの資本主義者だということは分かったと思いますが、共産主義に個人にメリットってあるんですかね? そりゃ能力の無い人間にとってはそのほうがいいこともありえますが、その状態って能力のある人間を殺す可能性が大きすぎると思うんです。 努力をして、時間を割いて、人間性を捧げて、やっと手に入れられるような仕事にやりがいを感じる人間はどうすればいいのかと。 多額が必要なためにやりたくも無いハードな仕事をする人間だっているだろうに、そういう選択が取れないのはよく無いんじゃないか

コンビにバイトに甘えて最低賃金上げろだなんてほざいているバカに発言権は無い。