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老害とかブラック企業とかの話

将来偉い人になりたいとは別に思わないが、自分がやりたいことをするのに、誰かの上に立って、仕事を振ってお金を払ったりする未来は予想ができる。

前の「接客業壊滅しろ」みたいな記事での会話内で、「お前は下働きをしたくないというが、そんな状態で偉くなっても、だれもついてこないし、ついてこない人はいらないというならそれは老害」という厳しいコメントを頂いた。

 

今どきのブラック企業やバイトの現状からするに、上司が精神論でいろいろかたずけられるほどフィジカルがある(あるいは下っ端時代にあった)人で、その人の感覚と部下の感覚が合わないからこのような事態になっているということなのだと思う。実際一部の上司(といわれる立場の人間)は、自分が楽をしたいとか、給料がよくなったからこのまま適当にやり過ごして、定年を迎えたいとかそういうことしか考えていないような人もいるとは思うが、今回はお互いに正しいと思っていることが食い違っているケースだけを取り上げる。

このような事態は割とよく起きえる。何せ時代が変わるのは当然の話なわけで、「普通」も世代によってどんどん更新されていくだろう。実際、生活に必要なエネルギーはどんどん少なくなっていっているし、団塊世代が社会人になりたての時代より様々なことが便利になっている。その中で、新しい社会に適応するというのはこれもまたエネルギーが必要で、これを怠った人間が「老害」といわれるようになるのだと思う。まぁ頑固者ということなんでしょうね。

ここで、何でもかんでも「老害」と物事をかたずける人間は間違いなく自分が「老害」になるということを予言しておこう。ただの予想だけどね。

閑話休題。そういった経緯でブラック企業が出来上がるんじゃないかとおもうが、

ここで、自分が上司になった時のことを考える(やっとか)。個人的な思想だが、何か自分がしたいことをするのに、1000人単位で従業員が必要かというと、たぶんそんなことはない。実際自分が全員見切れる規模でビジネスがしたい。そうしたときに、「この人と働きたい」と思った場合に、自分がとるべき選択は「その人の働きやすい環境を作る」というもの(うちの上司の言ってたこと)で、そういったことをすれば、だれもついてこないなんて自体は起きえないわけである。

そういえば、どこかの社長の講演みたいなのを聞いたときは「スタートアップ企業は所詮スタートアップなので、大企業も欲しがるような優秀な人材はどうせ手に入らない。何か欠陥を持ったいわば馬鹿を入社させて、それを自分の脳みそで上手に扱っていくしかない」ということを言っていた。大分怖い話だが実際そうだと思う。自分もその「馬鹿」の側の人間かもしれないが、そうでない人材になるためにいま努力はしている(つもり)

幸いいろんなことができる友人がそこそこ居るので、外部委託でことを進めるというのは可能な気がするし。

この場を借りて自分が老害にならないぞという強い意思を表明します。