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多分転職することになったけど、メンタルが不安定な話

多分転職することになった。 というかならないと困る。
なぜ「多分」なのかというと、 内定をもらっていないからだ。

ではなぜ内定ももらっていないのに転職することになったといっているのか、これは端的に言えば「会社に退職意思を伝えてしまったから」だ。そしてそれは、この会社が全員採用をしているという前提知識があったため、こんなことになっている。

実際、すでに面接を済ませていた人からは もし自分がそのきなら入れる前提で話を進めてくれていたので、あまり意識はしていなかったが、 契約上別にこの段階で不合格とすることは何の問題もないのだ。

かといって、この段階で 受からなかったから転職をしない というのも、なんとなく申し訳なさがあって、 恐らくなんにせよ退職はすることになるのだ。 まあ多分事情を説明したら、留めてくれるとは思うけど。

今日、管理部の人と面接をして、ここで「いつまでに内定出したらいつまでに退職できるか」みたいな、普通の話をしたのだけど、このことを聞かれて、はっとした。

冷静に考えて、まだ別に内定が出たわけでも何でもない状態だったのだ。それなのに自分は、社内には転職先が見つかったから退職すると伝え、有給消化期間の兼業手続きまで先に済ませていた。 明らかに「受かった前提」の話であり、 先方の面接者からしてみれば「なめられている」わけだ。

実際、この動きによって、双方にとって利点はある。それはスピードの話だ。 退職が決まらない場合、普通は退職しない可能性を加味して動くし、転職先が確定してから、引継ぎが始まるため、 つまり内定を出してから一定期間のラグが生じる。 それに対して実際にない手をもらう前段階で転職先が決まったつもりで動いたことによって、 早い段階から引継ぎに向けて動き始められたわけで、これによって、そのラグは最小限に抑えられるのだ。

私が、内定をもらっていない段階で、退職意向を社に出すという(企業は取れないような)リスクをとることで、 転職先の会社は、早い段階で自分という人材を獲得でき、逆に、今の会社は辞める前提の(つまり会社としては育てても何も価値のない)人を放出できる。

これはつまり”移行期間は誰にとっても短いほうが良い”という話である。 このためになる動きをしたということであれば、 まあある意味自分の行動には説明がつく。事実、最初に面談をした二人からは、まったくもって不採用になるような可能性を感じなかった(明言されたわけではないが)。それに転職に対する本気度も、伝わるとは思う。

ただし、問題は条件の方だ。

エンジニアグループの働き始めが大体13時くらいからということで、自分も基本的にはそれに準拠した動きになるだろうという話だったのだが、これは結構都合がよい。自分も夜型で、早い時間から動くのは得意ではないから。 ただし問題は’出社’だ。

管理部の人からは「ほぼ出社してもらう」ということで言われた。 まあ、エンジニアグループがほぼ出社しているという話は聞いていたが、それが自分にとって必要なことかと聞かれたら「実際そんなことはないのでは」と思うし、最初に面談してくれた人も、そこらへんは確定じゃない みたいなテンションだった。 まあ今の会社みたいに半年に1回しか出社しないというのも、高望みではあるのだけど、週5出社はぶっちゃけしたくない。それに、エンジニアグループが出社しているのは、毎日密なコミュニケーションをとることで素早いサイクルを回してガンガンリリースをするためである。 対して自分はシステムのリリースを毎日するような仕事ではなく、「考え、悩むこと」も仕事の一つであり、周りの人に分からないから聞く みたいなことが沢山出来るわけではない。なぜなら、作業のほとんどは分析可視化の部分であり、 その部分に関して周りの人間はあまり詳しくないからである。

実際、あのいい口は「ルールとして出社があるわけではない」という雰囲気なので、ここら辺は、自分で色々やってみて考えることにするが、 実際往復3時間はきつい。 8時間働くとして、1日の残りの時間は16時間なわけだが、その自由時間の18%をとられるわけだ。 特に8時間睡眠して、休憩1時間を会社で取ったら自由時間の40%強を移動に使うことになるわけで、 さすがにこれはしんどい。

まあバイクに乗れると思えば、いいのかもしれないけど、道も混むし、駐車場あんていしてあるかもわからんし、コロナだから電車も乗りたくないし。 引っ越しの影響でつい先日まで接種券の存在も知らなかったので、もちろんワクチン接種もしていない。 おおよそ考え付く出社したくない理由はコンプリートしている感がある。

あと給料 基本給が5万下がる。 まあそんなもんだろうって感じではあるが、これもちゃんと自分でバリュー出して認めさせていくしかないのだろうなと。 とはいえ、給料5万下がるだけだったら、十分家賃も払えるし、 特に問題はないと思っている。 今は金余りがちだし。 ただ出社するようになったらお金もっと使うようになってしまうのではという疑惑はある。 ここら辺も要検討。

といった感じ。 なんかちょっともやもやするところがあるけど、じゃあ自分の人生今の会社で過ごすのでいいの?って聞かれたら、それは間違いなくNoなのだ。 今の会社は、確かに任されている仕事そのものは面白いものかもしれないけど、出会いもないし、同年代も少ない。 基本的におしゃべりしたい(くせに人見知りなので世話ないのだが)私としては、新しい会社の若い人が沢山いる環境で、楽しくしていたいのだ。冷静に考えて、1週間の内5日は仕事しているわけで、つまり人生の5/7は仕事=マネタイズのための時間なのだけど、 最も効率的な生き方は、このマネタイズを楽しくすることであるはずだ。 そうすれば何かお金を理由に困ることなんて起きるはずがない。やりたいことをしたらお金がもらえるわけだから。

とりあえず、計画を立てよう。 この会社は間違いなくデータサイエンス部隊が必要となる。今は週1で働いているつよつよの人一人だけだが、今後は自分が舞台のトップとなって、他人を引っ張っていく人にならないといけないのだ。そのために、あと2年、2年間だけはリモートベースの働き方をして、 新しくデータサイエンスのメンバーを入れられるような状況にし、そこからは出社ベースで働くために引っ越す。 そしてガンガンサイクル回して、すべてのプロダクトの提供する価値とそれによる収益が、データサイエンスのおかげで底上げされていることを全メンバーが実感できる形にまで築き上げる。

そして、月手取り35万くらいにして、23区の東側、押上らへんの家賃16~7万くらいの一軒家に住む。 これが、あと2年以内の目標だ。 

そんなに、全部うまくはいかないだろう。そもそもその働き方が認められるかもわからない。給料をそんなに上げてもらえるほど、自分が価値を創出できるようになれるのかも自分次第だし、まだ何も見えていないからこの目標がどれだけ達成困難かもわからない。給料が35万まで上がらなくても、実際今の給料でも家賃17万円の家には住めるけど、最低限引っ越し資金がたまる程度のライフサイクルを構築できるのかが勝負だ。 

基本給を4半期で10万上げる目標。 つまり半期で2.5万。大分頭が悪いが、データサイエンティストには、トレードや投資、公営賭博などのツールもある。  十分狙えるラインだと思う。

人生で一番自由に無理できる時期なのだから、ここで適当に生きてしまったらどこで頑張るんだと。そしてきっと楽しみながら努力できる文化が転職先にはある。

ま、これで落ちたらギャグなんだけどね