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統計と世論調査の話

お久しぶりです。忙しいわけではないけど特に書きたいことが無かったのでサボってました。

 

昔から「世論調査」ってあるじゃないですか。新聞社やテレビ局がやっているようなアレ。あれが信用できるとか出来ないとか言う話がちょっと盛り上がってたんでちょっと調べました。

まず、朝日新聞の場合「無造作に作成した電話番号に順番にかけ、一般世帯or個人だった場合に、「複数の電話を持っているか」「同世帯にほかにどんな有権者がいるのか」をきいて、その電話の世帯の中からランダムで一人抽選し、その人の意見を投票とする。みたいな形を取っているっぽいです。

複数の電話を所持しているというのは、その人の電話につながる確率が持っている数だけ倍になってしまうため、その倍率を調節するためだそうです。

一方、ネット例えばtwitterのアンケートを使用したものの場合、アカウントを所持している数が多い人は勝手に何票も入れられるし、フォロワー層の問題で日本国民全体の意見とはできない、と。(なんなら外国人だって投票できるしね)

ただ、印象操作が行われているかどうかとは別問題。前あった話でいうと、「都合の悪い結果だったアンケートは報道しない」とか「円グラフで視覚的にだます」とか。多分このアンケートの手法に関しては、間違いないはずですけど、ぶっちゃけ盲目的に信用できるかといわれれば疑いたくもなりますよね。

ついでにいうと、この手法で本当にペルソナがいい感じになっているのかも疑問だったりします。というのも、この手法は断ろうと思えばアンケートを断ることが出来るし、一人暮らしだけど家に全然いなく、携帯も電話が出来ないタイプな人がいたりするかもだし、電話が無い世帯がある可能性だって考えられます。つまりこのアンケート対象に知らない間に除外されている層が多分あって、その層の意見が明らかにそれ以外と食い違っている可能性は考えられます。まぁ「本当の無作為」なんて実現不可能なんで、今の手法が極限までがんばった結果だとは思いますが。

逆に、twitter等での投票はどの程度の信用性があるのかというところですが、これはもう「自分のいる界隈の意見」というだけでしょうね。多分ツイッタラーは基本「自分と意見の沿わない人間とは住み分けをする」という性質を持っています。意見が偏る一方、精神衛生は保たれますし。わざわざ相手の言い分を聞いて「あぁここが違うんだなぁ」見たいなこと考えるタイプの人は少数派でしょう。(偏見込み)また、インターネットにおける最有力勢力は「右翼」です。技術的にも多分そうなんで、投票バトルみたいなことが起きればまぁ勝つのはどっちって話ですね。

ここまで書いて、じゃあどうすりゃいいのさっていう話なんですけど、僕はそもそも「世代ごとの意見に倍率をかけて、よりこれからの社会に良いようにする」みたいな手法があっても良いと思うんですよね。老人に選挙権が無くなったら姥捨て山みたいなことが起きるかといわれれば「自分もその道を歩くことになるからそうはしない」というのが結果で、逆に若者を使い潰すようなルールは「自分はもうその道は歩かないからそうなってもいい」というようになってしまうでしょう?若者を大事にして欲しいです(私を大事にして欲しいです。)